書籍紹介

本文紹介…「はじめに」より抜粋

「千代田生命に続き、協栄生命も破錠!!」「多くの契約者の保険金がカット!!」
「マイカル、再生法申請・負債1兆7400億円!!」「個人向け社債が紙屑に!!」

「この会社がつぶれるなんて夢にも思いませんでした。私のなけなしの財産の中から預けてるんです、どうすればよいのでしょうか?」
大型倒産のニュースを聞くとまたこと繰り返しです。その度に思います、
「悪いのは保険会社?営業員?証券マン?」
「実は、誰も悪くないのかな…」
「最後にババをつかまされ、損をするのはいつも何も知らなかった本人」
「もっと大規模で、つかんじゃうと今度は生活ができなくなる真剣勝負のゲームが、もう始まっているのに…」

その後も保険会社が破錠するたびに多くの相談を受けましたが、無力な相談者を前に、「どのような条件で引き継がれるのか、その結果を見て考えましょ う。」こう言うしか仕方ありませんでした。しかし私の心の中にいるもう1人の自分はこうつぶやいていました。「夢にも思わなかったあなたも悪い…東邦生命 や第百生命が危ないことはかなり前から噂されていたんだよ…千代田生命や協栄生命もだよ。ババをつかんだことは半分は自分の責任だよ。」

先送りでごまかしながら、またごまかして、最後の最後にはやはりダメでした…そんな国のような気がします、私たちが暮らす日本は。
最後の最後までゲームから抜け出すことができず、自分が知らない間にババをつかまされていたことに気づく人が多く現れるでしょう。その人たちはきっとこう言います、「こんなゲームに参加させられていたなんて、夢にも思わなかった!」と。

 

■本書目次
第1章 破錠へのカウントダウン、これだけの理由
一、日本は世界一の金持ち国?
ニ、なぜ順調に借金ができたのだろう?
三、いろいろな形をした借金
四、政府が言わない本当の数字
五、これからの財政赤字の行く先は…

第2章 少子化が引き起こす大きな問題
一、世界で初めての超高齢社会
ニ、賦課方式の年金と積立方式の年金
三、年金制度の維持は可能か?
四、年金の重要性
五、将来の年金額は?
六、老後の生活資金の確保

第3章 自分の生活を守るためのステップ
一、私たちの暮らしへの影響は
ニ、その時の経済状況は(金利、物価、為替…)
三、具体的な資産防衛の手順
1st Stage 資産の把握
STEP1 資産の確認
~預貯金編~保険編~ローン編~
STEP2 ライフプランの作成
2nd Stage 資産の見直し
STEP3 保険会社の見直し
STEP4 定期付終身保険の見直し
STEP5 養老保険の見直し
STEP6 こども(学資)保険の見直し
STEP7 終身保険の見直し
STEP8 個人年金の見直し
STEP9 住宅ローンの見直し
3rd Stage 自分を守ることができる資産への変革
STEP10 リスク度別ポートフォリオ作成
STEP11 投資信託を使った安全ポートフォリオ作成
STEP12 世界分散ポートフォリオの作成
4th Stage 誰もが完全なポートフォリオを!
STEP13 ファイナンシャルプランナーの利用

第4章 2025年、私の友は…

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